歯科タウン倶楽部通信

求人のコツはリアルを語ること

今回は、私のお客様であるS歯科クリニック様に求人に関するご提案を行いそれが功を奏したお話をご紹介します。
求人でお悩みのドクター様のヒントになれば幸いです。

「いつもお待たせしてすみません……」

開業3年目の某日。患者さんが増えたのは良かったのですが、人手が足りず患者さんをお待たせしてしまうことで悩んでいました。このままでは患者さんが離れていってしまう。スタッフの増員を決断し、衛生士の求人募集を行うことにしました。

開業時は、大学時代の友人や恩師から衛生士を紹介してもらったので、きちんと求人募集をかけるのは今回が初めて。大学時代にお世話になった先輩ドクターに相談し、求人サイト、求人情報誌、自院のホームページなど、おすすめの広告を手当たり次第に試していきました。

◆広告の効果がでない……!

掲載から一週間で応募数はわずか6件。あれだけお金を払ったのに……。
しかも、書類を見ると全員が未経験者……。

広告はこんなものなのかと落胆しつつ、もう一度、先輩に相談してみました。現状を報告すると先輩は、こう助言してくださいました。 

「有料・無料を問わずに広告を試してみるのもいい。でもすべての広告が効果がでるわけではないよ」
「トライ・アンド・エラーを繰り返して、効果が高いものに絞って活用していくのが大切」
「効果がでないのにそのままお金を払い続けるのは馬鹿馬鹿しい。付き合いで広告を出して損をするなんて、すごく勿体ないよ」

私も勿体ないことをしていたのかもしれない……。気づきを得た私は、付き合いで契約していた求人のポータルサイトを解約。効果を把握しやすかったリスティング広告と
求人情報誌を使っていくことに決めました。

また、私はこのときにホームページ制作の提案を受けていたので、WEBコンサルタントに相談してみました。すると、衛生士を募集する動画の制作を勧められました。

なぜ、動画なのか?

コンサルタントいわく、求人広告を出すだけでは競合医院との差別化は図れないということ。実際の医院の風景や現場の声を動画で配信することで働くイメージを持ってもらえるとのこと。現場のリアルを伝えて求人広告とのギャップを埋めれば採用後すぐに辞めてしまうことも未然に防げると。

この提案内容に納得した私は求人用の動画制作を頼みました。
そして掲載から2ヶ月後、理想に近い衛生士を採用できました。

現場を良くすることで医院の魅力を高める 

求人で成功するには、語る現場自体を良くすることが大切です。個人医院は労働環境が悪く、スタッフも使い捨ての印象があります。ですから労働環境が良いこともアピールすべきポイントだと思います。

いい人はいい環境に集まってくるものです。ぜひ働きやすい環境をつくり、それを動画などで応募者に伝えてみてください。きっと良い人材が獲得できることでしょう。

(インタビューアー:石井)

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