どうして!? ホームページの検索順位が上がらない!~SEO対策を解説~|歯科医院|ホームページ制作

どうして!? ホームページの検索順位が上がらない!~SEO対策を解説~

  • webトレンド

投稿日:2025/04/08

最終更新日:2025/04/08

どうして!? ホームページの検索順位が上がらない!~SEO対策を解説~

「せっかく歯科医院のホームページを制作したのに検索順位が上がらない」。こんな悩みを抱えている歯科医院は少なくありません。ホームページは、制作すれば自動的に検索順位が上がるわけではなく、SEO(Search Engine Optimization:検索順位最適化)対策を行わなければなりません。

 

これからホームページを制作する、もしくはリニューアルする歯科医院の方は、このコラムを読んでしっかりとSEOについて知識を学んでおきましょう。

 

SEO対策の基本は”ユーザーに有益なコンテンツの提供”

 

SEO対策の基本は、「ユーザーが求める情報がしっかりと提供できているか」というポイントです。このユーザーとは、「歯科医院について検索する人=患者さま又は患者さま予備軍」とお考えください。

ユーザーが求める情報をしっかりと提供することは、ユーザーの満足に繋がります。そして、それはGoogleやYahoo!などの検索エンジンに評価され、「このホームページは良い」と判断されるため、検索順位が上がることに繋がるでしょう。

 

反対に、ユーザーが満足できる情報を提供できていないホームページでは、検索エンジンからの評価が下がります。つまり、検索順位が下がる傾向にあるため、ユーザーがホームページにたどり着けずに流入が減ることに繋がります。

つまり、集患が期待できなくなるでしょう。

 

ユーザーの検索意図に沿ったキーワードの設定

 

ユーザーが検索エンジンで検索する際には、「キーワード」を入力します。例えば、「渋谷 歯医者」「新宿 歯周病 歯医者」「池袋 駅前 歯医者」など、地域のキーワードや症状のキーワードなどを入力するはずです。

 

「歯周病で悩んでいるユーザーならこういうキーワードで検索するだろう」「渋谷で通いやすい歯医者を探しているユーザーなどこういうキーワードで検索するだろう」といったように、ユーザーの検索意図を想像しながらキーワードを設定していきます。

また、「インプラント治療」や「親知らず抜歯」などの検索ボリュームが多いキーワードだけでなく、「インプラント治療 インプラント周囲炎」「親知らず抜歯 即日抜歯」など、関連するキーワードも設定することも大切です。

 

キーワードに沿って検索ニーズにマッチするページを制作

 

キーワードが設定できたら、ユーザーの検索ニーズにマッチするページを制作していきます。極端な例ですが、キーワードを「歯周病」と設定したのに「インプラント治療」の話をページの中でしてしまったらどうでしょう?

 

 

ユーザーは、「歯周病について知りたいのにインプラントの話ばっかり。この歯医者、自分の期待とマッチしない」と判断するはずです。つまり、集患に結びつきません。
やはり、キーワードに沿って検索ニーズを満たすページを制作する必要があります。「歯周病」のページならば、歯周病の基礎知識や症状、治療費の目安、治療期間の目安、症例、歯科医院としての治療方針など、「自分が歯周病患者ならこんな情報が欲しいはずだ」とユーザーの心理を考えながら制作するようにします。

 

意外と抜けがちな「歯科医院の独自情報」

「キーワード」ももちろん大切ですが、歯科医院の独自情報もしっかりと盛り込むようにしましょう。医院独自の治療の考え方や取り組みなど、その医院ならではの情報は検索エンジンが評価する傾向にあります。

 

なぜなら、独自情報なので他の歯科医院のホームページでは得られない情報だからです。ユーザーは、「このホームページでしか得られない情報」に満足してくれる可能性があるからです。

また、丁寧な情報発信は「歯科医院への信頼」に繋がります。情報をしっかりと丁寧に発信することで、ユーザーは医院に対して良い評価をしてくれます。

 

タイトルなどのメタ情報の設定

 

「メタ情報」とは聞き慣れない言葉だと思います。簡単に説明すると、「ホームページの内容をユーザーや検索エンジンに伝えるための情報」を意味します。メタ情報を細かく分けると、「タイトル」「ディスクリプション」「H1」に分類できますが、これらをまとめてメタ情報と言います。

メタ情報の役割は二つあり、ユーザーに向けて「このホームページはこんな内容です」と伝えることにより、ユーザーは「自分の求める情報とマッチしそう。しっかりと読んでみよう」と思ってもらう役割があります。

 

もう一つの役割は、検索エンジンに対して「このホームページはこんな内容」と読み込んでもらうことを目的とします。どんなに内容が素晴らしいホームページを制作しても、検索エンジンが正しく読み込んでくれなければ、評価に反映されません。

メタ情報の設定はやや特殊なので、歯科医院側で行うよりも、ホームページ制作の専門家に依頼する方が良いでしょう。

 

スマホでも見られるように設計する(スマホフレンドリー)

 

日本ではパソコンで検索する人が約3割、スマホで検索する人が約7割だそうです(NTTドコモ モバイル社会研究所:2024)。この調査からも、ほとんどの人がスマホで検索していることが分かりますが、ホームページがスマホで検索しやすくなっているでしょうか?

 

 

スマホ検索に対応していることをスマホフレンドリーと言いますが、少し古いホームページですとスマホフレンドリー対応していない場合が多くあります。また、新しいホームページでもスマホフレンドリーに対応していない場合もあります。

ホームページを制作する場合は、スマホフレンドリーの実績が豊富なホームページ制作を選ぶようにしましょう。

 

まとめ

ここまで読んでいかがでしたか。SEO対策の手法は他にもたくさんありますが、今回ご紹介したポイントをしっかりと抑えておけば基本的には問題ありません。

反対に言えば、ご紹介したポイントが守られていないホームページは、SEOに欠陥が出てくる可能性が高いと言えるでしょう。

 

SEO対策は専門性が高い領域なので、ホームページ制作の実績がある会社に相談すると良いでしょう。

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