開業した歯科医師の年収、ぶっちゃけどれくらい?
- webトレンド
投稿日:2025/03/31
最終更新日:2025/04/01
投稿日:2025/03/31
最終更新日:2025/04/01
「30代も中盤だし、そろそろ開業するタイミングかな」と思っている歯科医師の方もいらっしゃるでしょう。周りには開業する歯科医師仲間もチラホラ現れ、「次は自分か」と思うかもしれません。
開業と聞くと、明るい未来が待っていると思いがちかもしれませんが、現実には歯科医院の新規開業は茨の道でもあります。ご存知の通り、歯科医院はコンビニよりも多く、ライバルばかり。おまけに、人口減少で患者数は減少傾向。明るい話題ばかりではありません。
「開業して大丈夫かな?ぶっちゃけ、開業したら年収どれくらいになるんだろう?」と気になるかもしれません。年収は大きなテーマです。
このコラムは、周りに聞きにくい開業した歯科医師の年収について考えてみます。
まず初めに、開業した歯科医師の年収は個人差があまりにも大きすぎます。これは、当然のことながらも、集患が上手くいっている歯科医院とそうではない歯科医院とでは天と地の差があります。
ただし、厚生労働省の第22回医療経済実態調査(令和元年)によれば開業した歯科医師の平均年収は1,000万円を超えているという報告があります。この1,000万円を高いと思うか、安いと思うかはさまざまでしょう。
また、個人と法人でも大きな差があるようです。個人開業した歯科医師の平均年収は約646万円、医療法人化した院長の場合は約1475万円になるそうです。
少し話は反れますが、国税庁の調査「令和5年分民間給与実態統計調査」によると、日本の給与所得者1人あたりの平均年収は460万円です。それと比べると高いと言えますが、歯科医師というある種特別な職業ですから単純に比較するのは難しいでしょう。
先ほど、開業した歯科医師の平均年収は1,000万円とお伝えしました。もちろん、個人・法人でも異なりますし、集患状況によっても大きく左右されます。
当然のことながら、歯科医院の開業には資金が必要です。立地や医療機器、雇用するスタッフ数などで大きくことなりますが、最低でも5,000万円はかかる場合がほとんどです。場合によっては、1億円以上かかる場合もあります。
これを、何年もかけて返済していく訳です。その際に、年収1,000万円を確保するのはかなり大変なことになります。
「開業した歯科医師の平均年収は1,000万円」と言っても、そこにたどり着くまでにはいくつものハードルがあることは覚悟しておくべきです。
誰だって、開業する以上は成功したいはずです。患者さまがたくさん来院してくれて、治療を通じて喜んでもらい、安定した経営をしたいと思うはずです。経営が安定した結果、自分の収入にもしっかりと反映される。
そんな、”勝ち組の開業歯科医師”になるにはどうすればいいでしょうか?
勝ち組の開業歯科医師になる第一歩は、確実に新規患者さまを集患していくことが挙げられます。そのカギを握るのがホームページです。
当社が運営する「歯科タウン」が調査をした結果では、「ホームページを見て歯科医院を選ぶ」と回答した人が全体の47%という結果となりました。
詳細:1300人に聞いた「行きたい歯医者アンケート」 – シカコン
この結果からも、ホームページにしっかりと力を入れることが集患を大きく左右することが分かります。
特に、新規患者さまを集患する場合、患者は複数の歯科医院のホームページを見比べます。吟味した結果、「ここの歯科医院、良さそう」と判断しますが、医院の特長や魅力、治療方針や実績をしっかりと伝えてあげることが、歯科医院選びの後押しになります。
新規開業こそ、ホームページが重要です。
突然ですが、「マーケティング」と「ブランディング」をご存知でしょうか? なかなか聞き慣れないかもしれませんが、集患できるホームページを制作する上ではブランディングとマーケティングが欠かせません。
マーケティングは戦略、ブランディングは強みの見える化=差別化です。マーケティングとブランディングを設計することは、「誰に」「どんな情報を」「どう伝えるか」の設計に繋がります。
「誰に=ターゲットとなる患者層」、「どんな情報を=患者が求める情報」、「どう伝えるか=患者が分かりやすく、見やすく」。この設計こそが、集患できるホームページに繋がるのです。
歯科医院はコンビニよりも多く、約6万7千軒(2024年)もあることはご存じかと思います。これだけ競合が多い歯科医院の中で、ライバルの歯科医院に勝つのにはどうすればいいのでしょうか?
患者さまにとって、たくさんある歯科医院から自分にピッタリの歯科医院を選択するのは簡単ではありません。どの歯科医院も、大差がないと思ってしまいがちです。
患者さまに選ばれる歯科医院になるためには、「この医院ならではの考え方や取り組み」で独自情報をしっかりと伝えてあげる必要があります。最初は「どの歯科医院も似たり寄ったり」と思っていた患者さまも、独自情報が伝わることで、「この歯科医院に行きたい」と思うように変化するので、集患に寄与してくれます。
ホームページは、患者さまに見つけてもらうことで初めて意味があります。見つけてもらいやすくするには、検索順位の上位に上げる必要があります。検索順位を上げるための対策を、SEO対策と言います。
SEO対策の詳細は、「どうして!? ホームページの検索順位が上がらない!~SEO対策を徹底解説~」をご覧ください。
患者さまは歯科医院のホームページを探す際、検索エンジン(GoogleやYahoo!など)から検索します。ですか、表示された検索結果のすべての歯科医院のホームページを見ることはせず、検索上位のホームページしか見ません。
つまり、検索の上位に表示されないとスルーされてしまうため、SEO対策は集患の重要な要素となります。
約7割の人がスマホで検索するそうです(NTTドコモ モバイル社会研究所:2024)。ホームページ制作でも、スマホを中心に設計する必要があります。
スマホ検索に対応していることをスマホフレンドリーと言います。せっかくホームページを見てくれても、すぐに離脱してしまえば集患に繋がりません。スマホフレンドリーの設計は、患者さまがストレスなくホームページを見れるようにすることなので、集患にも大きな影響を与えます。
これから新規開業を考えている歯科医師の方、いかがでしょうか。勝ち組の開業歯科医師になるには、ホームページでしっかりと集患することがポイントだとお分かりいただけたかと思います。
もちろん、ホームページ制作を歯科医師だけでやる必要はありません。当社のような歯科専門のホームページ制作会社をフル活用しましょう。
新規開業して、順調に歯科医院を経営していくためには、お気軽にお問い合わせください。