患者さまはホームページの症例をチェックしている~症例を掲載するメリットと医療広告ガイドラインの関係~
- webトレンド
投稿日:2025/04/02
最終更新日:2025/04/02
投稿日:2025/04/02
最終更新日:2025/04/02
歯科医院のホームページに症例を掲載していますか? ホームページのコンテンツ(情報)の中でも症例は患者さまがしっかりとチェックする傾向があります。ホームページに症例は必須と言ってもいいかもしれません。
でも、ホームページに掲載していない歯科医院もたくさんあるのが現状です。弊社の経験上、これはかなりもったいないことです。患者さまが欲しいコンテンツが掲載されていないため、「この歯医者はなんか違う」「症例を載していないけど信用していいの?」とスルーされてしまうかもしれません。
このコラムでは、歯科医院がホームページに症例を掲載するメリットや、医療広告ガイドラインとの関係を解説していきます。
症例を掲載することで、治療前後の変化が伝わりやすいため、患者さまにとっては「あ、こんな風に治療できるんだ」と納得できます。特に、治療前後の写真を掲載することで視覚的に変化を伝えることが可能です。
患者さまからすると、「こういう風に治療できるならこの歯科医院にしよう」と、医院選びの大きな判断材料になるでしょう。
写真の他に、詳細な治療計画や歯科医師のコメントなどを丁寧に掲載することで、より伝わりやすくなるはずです。
難症例を掲載することで、「この歯科医院の治療レベルは高いんだな」と患者さまに伝えることが可能です。治療レベルを伝えることは、歯科医院への信頼度を高めることにもつながるでしょう。
難症例の場合、歯科医院選びに困っている患者さまも多いはずです。そういう患者さまにしっかりとした症例を伝えることで、「この歯科医院なら何とかしてくれそう」という信頼の獲得にも寄与してくれます。
ただし、難症例ばかりでなく一般的な症例も同時に掲載することで、通院へのハードルを高くし過ぎないこともポイントです。
症例を含め、治療に関する情報を積極的に開示している歯科医院は、患者さまからすると「いろんなことを教えてくれるオープンな歯科医院」というポジティブな印象を持つことができます。
どうしても、「医療=閉鎖的」「歯科医師に治療のことを聞きにくい」というネガティブな印象を持つ患者さまはまだまだ多くいます。そのネガティブを払拭する意味でも、歯科医院自らが患者さまに情報開示していくメリットは大きなものがあります。
症例の掲載は、SEO(検索順位)にもプラスの効果をもたらしてくれるでしょう。SEOは、「ユーザー(患者さま)にとって有益な情報を上位に上げる」傾向があります。
症例は、歯科医院の独自情報であり、患者さまにとっては知りたい情報でもあります。SEOの観点からも、症例は積極的に掲載していくと良いでしょう。
ここまで、「ホームページに症例を積極的に掲載してましょう」とお伝えしてきましたが、医療広告ガイドラインでは、治療の内容・効果を誤認する恐れがあるビフォーアフター画像の掲載は禁止されています。
基本的には掲載禁止なのです。
でも、この制約をクリアする方法(限定解除)があります。
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)
※医療法における病院等の広告規制について |厚生労働省 リンク
では、クリアするにはどうすればいいのでしょうか?
医療広告ガイドラインでは、ビフォーアフターの画像のみを掲載することはNGです。これは、患者さま一人ひとり異なるはずの症状や治療内容を、「自分もこの画像と同じように治療できるんだ」と誤解(優良誤認)させる恐れがあるためです。
ちなみに、画像でなくてもイラストでもNGです。
患者さまが誤解しないように掲載することは可能なので、画像だけでなく「治療内容」「治療期間」「治療費用」「想定されるリスクや副作用」も掲載すれば掲載可能です。
なるべく、詳細に掲載するようにしましょう。
症例を掲載するメリットはご理解いただけたでしょうか。競争が激しい歯科医院の世界ですが、症例を掲載している医院はまだまだ多くありません。この機会に積極的に発信して、患者さまから選ばれる歯科医院を目指してみませんか。
また、複雑な医療広告ガイドラインですが、分からないことがあれば弊社にご相談ください。歯科医院に精通したコンサルタントが、安全な症例の掲載方法をアドバイスさせていただきます。