歯科医院開業3年目からの集患戦略
- webトレンド
投稿日:2025/04/08
最終更新日:2025/04/08
投稿日:2025/04/08
最終更新日:2025/04/08
「歯科医院を開業して3年。集患も経営もそこそこ安定してきた。そろそろ次の一手を打ちたい。でも、どうすれば…」。そう悩んでいる歯科医師の方は多いかもしれません。
苦労して開業して3年間、必死に治療や経営を行い、歯科医院を安定軌道に乗せてくると、次の段階を目指したくなるものです。当社が歯科医師の方から相談を受けるのは、「もっと集患して医院の規模を拡大したい」「自費治療の患者さまを集患したい」の二つの悩みに分類できる傾向があります。開業して3年目の岐路で、集患に悩んでいる歯科医師の方が多いようです。
「でも、どうしたらいいのか分からない」と悩む歯科医師の方に、「歯科医院開業3年目からの集患戦略」をご紹介します。
まず初めに結論を申し上げると、開業3年目からの集患戦略はホームページがカギになるということです。「え?ホームページ?開業するときにつくったけど」と思われるかもしれません。
開業時のホームページの内容と、開業3年目のホームページの内容は別なのです。その理由をお伝えします。
開業時は、新規患者を獲得する必要があります。そのため、保険診療を中心に幅広い患者層をターゲットにして、広く浅く集患するホームページの内容にしていきます。あえてターゲットを絞らずに、間口を広げることで患者さまの母数を増やし、安定した経営に繋げることができるからです。
そのため、ホームページの内容も保険診療の内容をメインにしたり、来院のハードルを下げるようなデザインや文章を意識したつくりになります。新規開業からの3年間は、安定した集患により経営を軌道に乗せるフェーズであり、ホームページもそれに連動しています。
例えば、「インプラント治療の患者さまを積極的に集患したい」と考えた場合、開業時のホームページでは不十分です。もっと、インプラント治療を打ち出したホームページに変えるべきですし、そのためにはターゲットをインプラント治療の患者さまに絞るべきです。
また、ホームページと同時にLP(ランディングページ)やネット広告なども展開し、インプラント治療の患者さまに積極的にアピールしていくことが大切です。
このように、新規開業時と開業3年目では、ホームページの伝え方が大きく異なります。
ホームページからの集患を強化するには、「マーケティング(戦略)」と「ブランディング(強みの見える化=差別化)」が重要です。
特にマーケティングで、「ターゲットとする患者像」を明確にすることが大切であり、集患戦略のポイントになります。先ほどの例の「インプラント治療の患者さまを集患したい」場合、「インプラント患者さま(誰に)」「治療の技術や歯科医師の実績、メリットデメリットなど(どんな情報を)」「患者さまが分かりやすく(どう伝えるか)」を設計した上でホームページを制作しないと集患はできません。
ターゲットの変更に伴い、キーワードも変更する必要があります。例えばこれまでは「池袋 歯医者」だったキーワードを、「池袋 インプラント」などに変更していきます。
また、インプラント治療などの自費診療のキーワードは、実績のある歯科医院の場合は遠方からでも患者さまが来院する傾向があります。そこで、地域キーワードの範囲を広げて「豊島区 インプラント」などに変更することが適切な場合もあります。
また、「インプラント周囲炎」などのインプラント治療に関連するキーワードを入れ込むことで、幅広い患者さまの獲得に繋がるでしょう。
このように、きめ細かなSEO対策が集患に大きく寄与してくれます。
インプラント治療で集患しようとしても、残念ながらインプラント治療を行っている歯科医院はたくさんあります。では、どうすれば勝てるのか? それは、「この歯科医院は他と違う」「通う価値がある」と患者さまに思ってもらうことです。
先ほど、「マーケティング」と「ブランディング」についてお伝えしましたが、ここでブランディングがポイントとなります。「この医院ならではの考え方や取り組み、実績」を独自情報をとしてしっかりと伝えてあげましょう。
ホームページを見た患者さまに、「この歯科医院は他と違う!」と思わせられるかどうかが、集患に成功する歯科医院のカギです。
新規開業3年目は、歯科医院が次のステップへと進む大きなタイミングです。このタイミングをしっかりとモノにし、成功する歯科医院を目指しましょう。
今回、ホームページでの集患をお伝えしましたが、集患戦略やホームページ制作はプロに任せるべきです。
ぜひ、実績豊富な当社にご相談ください。