医療業界にもDX化。第一弾はマイナ受付! ついにマイナンバーカードが健康保険証としての使用開始!
- 歯科業界情報
投稿日:2021/10/20
最終更新日:2022/04/07
投稿日:2021/10/20
最終更新日:2022/04/07
コロナウイルス感染症拡大に伴い、予定されていたスケジュールから少し遅れることとはなりましたが
本日2021年10月20日からマイナンバーカードが健康保険証としての使用開始になりました!
まずは全国で2709件の歯科医院でプレ運用が始まるようです。(医科医院や薬局でも多くのプレ運用が始まっています。)
保険診療の歯科医院の場合、患者さん来院時に窓口で月ごとで健康保険証を確認していることだと存じます。
ただここで問題なのが、健康保険証の有効期限や他人から借りてきたものであるかとなどの確認が取れず、毎月のレセプト請求の際に正しく請求できなかったり返戻処理が発生してしまったりなどで医院の事務作業の負担が生じるということです。
ずばり、新たなものを開発するとその分の税金が投入されることになるので、あるものを活用しよう!となったからだそうです。
歯科医院と患者さんとの間で被保険者資格の有効性と本人確認を効率的に確認するために、医療保険のオンライン資格確認が検討されました。ICチップに搭載したマイナンバーカードの電子証明書を使う方法が選択されたというわけです。安全で効率的なITインフラの構築というわけですね。
歯科医院を運営する立場のときでも、皆さんが患者となる立場のときでもちゃんとメリットはあります。
①被保険者資格の有効性確認と本人確認がリアルタイムで確実に行えます。
②適切な診療報酬の支払いが確保されます。
③事務の作業負担が軽減されます。
④技術的にはマイナンバーカードを診察券として利用することは可能なため、将来的には診察券もなくせるかもしれません。
①受付が顔認証で自動化されるのでコロナ禍での人との接触を減らせます。
②過去の診療や薬の処方データに基づいた診査診断をしてもらえる。また、特定健診や薬の情報をマイナポータルで一括管理できます。
③窓口での限度額以上の医療費の一時支払いが不要になります。
④転職や結婚等の時に新しい健康保険証の発行を待つ必要がなくなります。
⑤マイナポータルからe-Taxに連携し確定申告が簡単になります。
かかった時間はものの2・3分!あっという間で完了しました。
皆さんも是非トライしてみてください!
厚生労働省の本件に関する詳しいページはこちらから。