医療法人社団OMS｜インタビュー

ブランディングは医院の発展と採用力の強化につながる

2023年現在、医療法人社団OMSでは神奈川県内に2医院を展開していますが、今後はさらなる分院展開を考えています。でも、現状では「こうざき歯列矯正クリニック」という医院名からも分かる通り、理事長である私が全面に出ています。分院展開をするにあたっては個人のカラーよりも、「OMSブランド」を打ち出すべきだとずっと考えていました。

それに、OMSブランドを次の世代にしっかりとバトンタッチできる環境を整えたいという思いもありました。ブランドが確立されることで、優秀なスタッフの獲得にも寄与してくれるだろうと考えもあります。個性豊かな優秀なスタッフが集まることで多様性も生まれるでしょうし、分院展開の大きな強みになるはずですからね。

それらの経緯もあり、医院名の変更を含めたブランディングをシンフォニカルさんと行うことにしました。

ブランドを明確にすることで医院経営に軸が通った

私やスタッフのインタビューを通して、法人としての方向性や大切にすべき考え方などを明確にしてもらいましたね。「ミッション（経営理念）・ビジョン・バリュー」を定めることで、医院経営に軸が通ったと思います。新しい医院名の候補も何案も出していただき、その中から「ポーラスター」に決めました。北極星を意味するポーラスターは、目指すべき方向性も意味しているので、これからのOMSにマッチしていると思い決めました。

OMSは矯正治療を中心とした歯科医院ですが、単に歯並びを整えるだけの治療を提供したいとは考えていません。矯正治療を通じて、患者さまの「自信・健康・自尊心」を創り、豊かで幸せな人生をサポートしたいと考えています。今後、分院展開していく際にもこの考え方はブレさせたくありませんし、「患者さま・働くスタッフ・地域の方など全員が幸せになれる“三方よし”」の歯科医院であることが「OMSブランド」です。

漠然とした考えではなく、ブランドとしてシンフォニカルさんと一緒に明確化できたので、今後の展開に弾みがつきそうです。

ブランディングだけでなく、デジタルマーケティングなどトータルで任せられる存在

ブランディング以外にも、シンフォニカルさんにはホームページ制作やデジタルマーケティング（ネット広告）でもお世話になっています。いろいろな施策を試していますが、試行錯誤の繰り返しですね。すぐに成果が出るものではありませんが、二人三脚で共に歩んでくれるパートナーがいることはとても心強いです。シンフォニカルさんの親会社（ブランディングテクノロジー）は上場企業なので信頼感がありますし、ネットを活用したマーケティングに長けているので安心して任せられます。

今回のブランディングを通してOMSとしてのブランドもしっかりと固められたので、今後は「OMSで働きたい！」と思っていただけるような存在を目指していきます。OMSで働くことがステータスになるくらいブランド力を高められれば、優秀なスタッフが集まるはずです。その意味でも、ブランディングを行った価値は大きかったと思っています。