歯科タウン倶楽部通信

自分の健康は自分で守れてますか? 「医者の不養生」について

Aドクターは、とある歯医者の院長。医院にドクターが自分しかいません。
もうすぐ50代に突入というところで、最近体力が落ちてきたことを感じています。もともと研究者タイプなので、帰宅後も毎日、そして休診日だって自宅で机に向かってしまいます。

少しでも長く歯科医師として現役でありたいと思っているので、健康にも気遣いたいところだけど……。

 

そんなとき、勉強会で会った経営者タイプの同期ドクター。とてもはつらつとしていて、ちょっとうらやましくなりました。

Aドクター「最近、全然疲れが取れなくて。歳のせいかな? キミは元気そうだね」

同期ドクター「おかげさまで。Aは昔から努力家だから、ちゃんと寝ていないんじゃない?それにどう見ても運動不足だね」

Aドクター「休みの日は研究にあてたいんだよ」

同期ドクター「うーん。僕らの歳であまり根つめるのも体によくないね。たまには息抜きをした方がいいよ。僕の周りにはストレスをお酒で発散していたら痛風になっちゃったっていう人、結構多いよ。」

Aドクター「うちは僕一人だし、診療は休めないからな……」

同期ドクター「それはよくないね。僕らは朝から晩まで緊張しっぱなしだし、食事もままならない時があるだろ? 食生活が乱れてる上に、家に帰ったらお酒とタバコだなんて、まるで『医者の不養生』だよ。少しでも長く歯科医としてはたらきたかったら、日頃から肉体面でも精神面でも疲れは解消していかないと」

Aドクター「一日中ユニットに向かって体をねじりながら細かい治療をしているから身体がゆがんだりして、頸椎ヘルニアになる人も多いよね。職業病だから仕方ないと思ってたけど……」

同期ドクター「うん、肩こりや腰痛、目を酷使するから眼精疲労や偏頭痛も避けて通れないよね。拡大ゴーグルとかマイクロスコープでだいぶ救われてるけど。いつも注意して診療の合間にストレッチをするだけでも全然違うよ。僕は、休日はとにかく体を動かしてるんだ。いつまでも現役でいたいからね。知り合いに、仕事を辞めたとたんグッと老けちゃう人が多いんだよ。キミは研究者タイプだから、勉強をやめろとは言わないけれど、健康な身体があってこそだよ」

Aドクター「そうか……。ちなみに、キミはどんな運動をしてるんだい?」

同期ドクター「僕はいま、トライアスロンをやってるんだ。朝はちょっとトレーニングしてから仕事に行くんだけど、頭もスッキリするよ。仕事上の緊張やイライラなんかもずいぶん減ったんだ。休日はレースがあったら参加したりして」

Aドクター「トライアスロン? それはちょっとハードルが高いな……」

同期ドクター「もちろん、僕だっていきなりじゃないよ。最初はうちの院長に勧められてジョギングから始めたんだ。そしたら、水泳は体のゆがみの改善に役立つし、今度はマシン好きが高じて自転車にもハマってね」

   

Aドクター「なるほどね、キミは昔から一度ハマると徹底的に楽しむタイプだったね(笑)」

同期ドクター「自分一人だから休めないと言うなら、例えば非常勤務のドクターを増やしてみるっていうのはどうかな?」

Aドクター「長い目で見たら、その方が現役として体も維持できそうだね。まずはそこから少し考えてみるよ。ストレッチもやってみよう。ありがとう」

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Aドクターは早速、知り合いのドクターに非常勤のドクターを紹介してもらって以前より自分の時間を増やせるようにしてみました
そして、毎朝自宅から医院までウォーキングで通ってみることに。

すると、頭はスッキリと爽快!

睡眠の質も向上し、夜もお酒に頼らず心地よく眠ることができるようになりました。おかげで、翌日にはしっかりと疲労も回復! こんなに体調が変わるとは思ってもみなかったので、アドバイス通り試してみて本当によかったと思ったようです。

(インタビューアー:石井)

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