歯科タウン倶楽部通信

激白!歯科医院の落とし穴 Vol.67 そのホームページ、
本当にオフィシャルサイトですか?

Mドクターは、父親から受け継いだ医院の2代目院長。父親とは1年前に院長の座を交代しました。
先日参加したとあるセミナーで、同じように最近親から医院を引き継ぐことになった仲の良い友人ドクターに会った際、友人ドクターが最近、自院のオフィシャルサイトをつくった苦労話を教えてくれました。
Mドクターの医院には、父の代で作った古いWebサイトがあったので、さして気にしていませんでしたが、友人ドクターのある失敗談を聞いてMドクター驚愕します。それは、「長年オフィシャルだと思っていたサイトが、実は公式じゃなかった!」ということ。何を言っているのかわからなかったMドクターは、友人ドクターにもっと詳しく聞いてみることに。

Mドクター「キミもいよいよ2代目院長として医院を引き継ぐことになったんだって?」

友人ドクター「そうなんだ。診療内容もちょっと変わるし、いっそのこと、設備や内装もちょっと変えようと思ってて。キミのところも大変だったかい?」

Mドクター「いや、うちはちょこちょこ変えながらやってたから、僕の代になったからと言って、大きく変えたことはなかったな」

友人ドクター「うちは今、Webサイトも新しく作ろうと思ってて、もう忙しくて……」

Mドクター「え? まさか、お父さんの代にはWebサイトなかったの?」

友人ドクター「実は、今までオフィシャルサイトだと思っていたものは、ただポータルサイトに医院情報が掲載されていただけの歯科医院検索サイトだったんだよ。親父の頃はWeb対策なんて概念はなかったから、放置しっぱなしで気づかなかったんだ。失敗したよ。だから古すぎるサイトは、本当にオフィシャルサイトか調べたほうがいいよ」

Mドクター「どうしよう……。うちのサイトもものすごく古いからその可能性が高いかもしれない……。ポータルサイトとオフィシャルサイトってどう違うんだい?」

友人ドクターポータルサイトは、地域キーワードで検索するために使うよね。患者さんが“比較するため”にあるツールだから、まずは医院を認知してもらうことが目的なんだよ。載せられる項目も限られてるから他院とあまり差別化できないんだ。昔は、掲載してる医院があまり多くなかったから良かったけど、今はSEO対策のためにも独自の情報が必要なんだよ。Googleでも、オリジナル性が大事って言われてるだろ」

Mドクター「なるほど……」

友人ドクター「一方、オフィシャルサイトは医院独自のドメインを取るから、SEO対策にもなるし、USPを打ち出しやすくて差別化できるんだ。それに使用権限が持てて、長く維持すればするほど財産になるらしいよ」

Mドクター「ポータルサイトだけじゃダメなのか?」

友人ドクター「いろんなキーワードで検索して直接来てもらった方がいいに決まってるよ。ネットに掲載されてたら、どこでも集患効果があると思ったら大間違いだね。いくらポータルサイトの情報を更新したって、独自ドメインじゃなければSEO対策にはならないんだ。ポータルサイトも他人の目に触れるいい機会だから、残しておくのはいいと思うけど、オフィシャルサイトとは別モノ。だから、ちゃんとつくった方がいいと思うよ」

Mドクター「そうなのか……。コンサルタントに、うちのサイトがどんな契約状況なのか確認してみるよ。どうもありがとう」

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Mドクターは早速、いつも相談しているコンサルタントと一緒に確認してもらうことに。今までオフシャルサイトだと思っていたサイトが実はポータルサイトだったと判明し、今の時代では全然通用しないことがわかりました。 すぐさま、新しく自院のオフィシャルサイトをつくることにしました。

インタビューアー:石井