失敗しない歯科医院の開業~どうやって集患するか~
- webトレンド
投稿日:2025/04/02
最終更新日:2025/04/02
投稿日:2025/04/02
最終更新日:2025/04/02
歯科医師は30代も中盤になると、独立・開業する方が出始めるタイミングです。このコラムをお読みの方の中にも、「そろそろ」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
開業は歯科医師にとっての一つの夢でもあるかもしれませんが、現実を知っておくことも大切です。開業した歯科医師は、集患という壁に向きあわなければなりません。
歯科医院の集患支援を行ってきた当社の考える、「失敗しない歯科医院の開業と集患」についてお伝えします。
まず初めに、歯科医師にとっては当たり前のことかもしれませんが、集患が難しい現状について簡単におさらいできればと思います。
「また、ライバルの歯科医院ができた…」、そう思った経験もあるかもしれません。よく、「歯科医院はコンビニよりも多い」と言われますが、2024年時点で約6万7千軒もあります。
これだけ歯科医院が多い以上、競合がひしめき合うのは当然です。ここにも、歯科医院が集患に力を入れなければならない理由があります。
ご存じの通り、日本は人口減のフェーズに入っています。当然のことながら、患者数も減少していくことになります。
また、歯科医療が発達し、国民に歯科医療が行き届くようになった結果、虫歯の罹患率が減少しています。 厚生労働省の調査によれば、昭和62年に6歳だった子どもが虫歯になる確率は91%もあったそうですが、平成23年に6歳だった子どもの虫歯率は42%に減少。半数以下に改善されていることが分かります。
「人口減少」と「虫歯減少」の二つの要因から、患者数が減りつつあります。このことからも、歯科医院の集患の大切さがお分かりいただけるかと思います。
「集患」とひと言で言っても、さまざまな手段があります。ホームページ、SNS(Xやインスタグラムなど)、広告(オフライン広告やオンライン広告)、看板、チラシ、口コミなど、集患の手段はさまざまです。
では、患者さまが歯科医院を選ぶ基準は何でしょうか?
以前、当社が調査をした結果では、ホームページが47%という結果となりました。
詳細:1300人に聞いた「行きたい歯医者アンケート」 – シカコン
半数近くが、「ホームページを見て歯科医院を選んでいる」と回答しています。つまり、ホームページにしっかりと力を入れることが集患を大きく左右することが分かります。
特に、新規患者を集患する場合、患者さまは複数の歯科医院のホームページを見て、「ここの歯科医院、良さそう」と判断します。その際に、医院の特長や魅力、治療方針や実績をしっかりと患者に伝えることで、「ここにしよう!」と選んでもらえるきっかけになります。
新規開業を考えているなら、ホームページにしっかりと力を入れるべきです。
もちろん、ただ単にホームページを制作すれば集患できるわけではありません。SEOという言葉をご存知でしょうか? SEOとは「Search Engine Optimization」の略であり、「検索順位最適化」と言い換えられます。このSEOもホームページでの集患には重要な要素ですが、一番大事なのは「マーケティング(戦略)」と「ブランディング(強みの見える化=差別化)」だと言えます。
このマーケティングとブランディングがしっかりと行われていて、「誰に」「どんな情報を」「どう伝えるか」を設計した上でホームページを制作しないと、「オシャレなデザイン」などの見た目が良いだけで中身のないホームページになってしまいます。中身のないホームページでは、集患はできません。
マーケティングとブランディングは簡単ではなく、歯科医院だけでできるのは難しいでしょう。また、ホームページの制作会社でもマーケティングからブランディングまでをワンストップで対応できる会社は多くありません。
先ほどSEOについて触れましたが、SEO対策を行うことで患者がホームページを見つけやすくなります。当たり前のことですが、ホームページは見てもらうことで初めて意味があります。反対に言えば、どんなに内容の素晴らしいホームページだとしても、見てもらえなければ意味がないのです。
SEO対策を行うことは、検索順位を上位に上げ、見つけてもらう可能性を上げていくことです。
SEO対策の詳細は、「どうして!? ホームページの検索順位が上がらない!~SEO対策を徹底解説~」をご覧ください。
先ほど、「歯科医院はコンビニよりも多い」とお伝えしましたが、競合が多ければ患者さまにとって、「どの歯医者でもいいや」と思われてしまいがちです。
新規開業の歯科医院は、患者さまに選ばれる歯科医院になる必要があります。「この医院ならではの考え方や取り組み」を独自情報をとしてしっかりと伝えてあげないと、患者さまにとっては選ぶポイントがありません。
ホームページを見た患者に、「この歯科医院は他と違う。ここに行きたい」と思わせられるかどうかが、成功する歯科医院のカギです。
NTTドコモ モバイル社会研究所の調査によれば、約7割の人がスマートフォンで検索をします(2024年)。つまり、スマホで見やすいホームページ制作が大切です。
スマホ検索に対応していることをモバイルフレンドリーと言います。歯科医院のホームページの中には、未だにスマホフレンドリーに対応していないホームページがたくさんあります。ホームページを見ていても、見にくい・探しにくいホームページだとすぐに離脱してしまう傾向があります。これは、機会損失です。
ストレスなくホームページを見れるようにすることは、集患にも大きな影響を与えます。また、SEOの観点からも、スマホフレンドリーのホームページは検索順位に反映される傾向があります。
ホームページとは関係のない話ですが、新規患者を獲得したら、その患者さまを放さないようにしたいものです。ただでさえ患者数が減少傾向にあるため、患者さまをリピーター化させることで囲い込むようにしましょう。
日本では、まだまだ定期健診の意識が低く、メンテナンスのために来院する患者さまは少数です。でも、患者さまにメンテナンスの重要性をしっかりと伝えて理解してもらい、患者さまの意識を変えていくことは可能なはずです。
また、ハガキやLINEなどのSNSを活用し、定期的に連絡してあげましょう。
新規で独立・開業を考えている歯科医師にとっては、期待と不安が入り混じっているかと思います。理想の歯科医院へと発展させていくためには、安定した経営が必須です。そのためには、集患がカギを握るのは言うまでありません。
このコラムでお伝えした通り、ホームページは集患の大きな味方になってくれます。一度、歯科医院のホームページ戦略について専門家に相談してみませんか。