新規開業の歯科医院、何か月前にホームページを制作すればいい? - シカコン

新規開業の歯科医院、何か月前にホームページを制作すればいい?

新規開業の歯科医院、何か月前にホームページを制作すればいい?

  • webトレンド

投稿日:2025/06/19

最終更新日:2025/06/19

新規開業の歯科医院、何か月前にホームページを制作すればいい?

「いよいよ歯科医院を新規開業するぞ!」。でも、ちょっと待ってください。その前にやることがあります。そう、ホームページ制作です。

「え?ホームページなんて開業と同時に制作すればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それは大きな間違い。

 

 

なぜなら、ホームページを制作してからSEO(検索順位)が上がるまで時間がかかるからです。つまり、早めにホームページを制作しておくことが新規開業成功のコツとなります。

では、どうすればいいのかを解説していきます。

「Google」も「Yahoo!」もロボット型検索エンジンがホームページを情報収集

「Google」や「Yahoo!」などの検索エンジンにはいくつかのタイプがあり、例えばGoogleは「ロボット型検索エンジン」と呼ばれています。他にも、「ディレクトリ型検索エンジン」もあります。

ロボット型検索エンジンは、ロボットシステムがホームページを巡回して情報を収集し、検索結果に反映させます。ちなみにGoogleでは、「クローラー」というロボットシステムがインターネット錠を巡回し、ホームページを収集してきます。

 

 

Yahoo!もGoogleと同様、ロボットシステムが巡回して情報収集しています。

ホームページはインデックスされないと検索できない

ロボットシステムであるクローラーが巡回し、ホームページを認識した上でホームページの情報をGoogleで検索できるようになる流れを「インデックス」と呼びます。GoogleであれYahoo!であれ、ホームページはインデックスされて初めて検索されるようになります。
では、ホームページを制作・公開をしてからインデックスされるまで、どれくらいの期間がかかるのでしょうか?

Googleによれば、「1日~数週間(Google公式より)」とされています。かなりのバラつきがあることが分かります。

どうやって検索順位を決めてるの?

インデックスされると検索できるようになりますが、あくまでスタートラインに立ったに過ぎません。SEO(検索順位)を上げるのは、ここからです。

Googleでは、ホームページを総合的に評価して検索順位を決めていきます。どうやらGoogleでは、200項目以上のポイントをチェックした上で検索順位を決めいるようですが、こちらでは代表的なポイントをお伝えします。

 

 

①検索意図の理解とコンテンツの関連性:

ユーザーが何を求めて検索しているのか(検索意図)をGoogleが正確に把握します。
ウェブページのコンテンツが、その検索意図やキーワードとどれだけ関連性が高いかが重要です。タイトルや見出しにキーワードを含めることも関連性を示す上で有効です。

②コンテンツの品質と有益性(E-E-A-T):

Experience(経験): コンテンツ作成者がそのトピックについて十分な経験を持っているか。
Expertise(専門性): 作成者がその分野で専門的な知識や技能を持っているか。
Authoritativeness(権威性): 作成者やウェブサイトがその分野で権威として認められているか。
Trustworthiness(信頼性): 作成者やウェブサイトが信頼に値するか。
特にYMYL(Your Money or Your Life:健康や金融など、人生に大きな影響を与える可能性のある情報)の分野では、このE-E-A-Tが非常に重視されます。オリジナルで、有益で、信頼できる情報を提供することが求められます。

③ページのユーザビリティ(ユーザー体験):

ページの読み込み速度(Page Speed):ページの表示が速いか。
モバイルフレンドリー:スマートフォンなどのモバイル端末で快適に閲覧できるか。
サイトの操作性:ナビゲーションが分かりやすいか、ユーザーが目的の情報にたどり着きやすいか。
HTTPSセキュリティ:サイトが安全なHTTPS接続を使用しているか。
Core Web Vitals:LCP(最大コンテンツの描画)、FID(初回入力遅延)、CLS(累積レイアウトシフト)といった指標でページのユーザー体験を評価します。

④ウェブサイトの権威性(被リンク):

他の信頼できるウェブサイトから質の高いリンク(被リンク)を獲得しているか。これは、そのコンテンツが他のサイトから参照されるほど価値があるというシグナルになります。
サイト運営者の信頼性や、サイトドメインの取得期間なども間接的に影響すると考えられています。

⑤ユーザーシグナル:

クリック率(CTR):検索結果でどれだけクリックされるか。
滞在時間:ユーザーがページにどれくらい長く滞在したか。
直帰率:ページを閲覧後すぐにサイトを離れてしまったか。
これらのユーザーの行動データも、Googleがコンテンツの品質や関連性を判断する上で考慮されることがあります。

⑥技術的なSEO:

クローラビリティとインデックス可能性:Googleのクローラーがサイトを適切に巡回し、コンテンツをインデックスできる構造になっているか。
サイト構造と内部リンク:サイト全体の構造が整理されており、関連するページが適切に内部リンクで繋がっているか。

以上のポイントを中心に、検索順位を決めていきます。

では、検索順位が上がるまではどれくらいかかる?

では、ホームページを制作・公開してSEO対策を行ったとして、どれくらいの期間で上位表示されるようになるのでしょうか?

 

 

Googleの見解では、「4ヶ月~1年」とされています。
あくまで目安なので、4ヶ月よりも早く検索順位が上がることもあるでしょうし、反対に1年以上経っても検索順位が上がらないことも考えられます。

ただ、確実に言えるのは即効性はないということです。ゆとりのあるスケジュールでホームページを制作するようにしましょう。

新規開業が決まったらすぐにホームページ制作を!

ここまでお読みいただき、「余裕のあるホームページ制作」がいかに大切かがお分かりいただけたかと思います。
「開業に間に合えばいい!」と思わずに、4ヶ月前を目安にホームページを制作するようにしましょう。

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